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2.24. 栄誉の地何ぞ限らん

国務大臣貴尚せらるること殊に甚し、これ昔時専制政治の遺弊なり。 衆議院議員固より大臣たらんことを希ふ、而して貴族院議員もまた爾かり。 彼れ何会何派と称して動もすれば官と抗争することを好むは、その中心実は国務大臣たらんと欲するなり。 一言すれば両院議員倶に勢利の餓鬼なり。 それ栄誉の地何ぞ限らん、大臣以外高等官に論なく、即ち弁護士、新聞記者、工商業家、何の職業を問はず、力量あり手腕ありて能く功績を挙ぐるにおいては、皆貴尚尊重すべし。 国務大臣と為り何の為すなくただ利禄これ貪る、これ恥づべきの甚し、何の栄誉かこれあらん、何の貴尚すべきことかこれあらん。

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