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2.33. 干渉保護豈やむべけん哉

わが商工界をして英仏国民と同一の度にあらしめば、放任固より悪からざるべし。 今や然らず彼らの過半はなほ頑陋にして、しかのみならず資本に短に、新智識に乏しく、ただ目前足の早き事業のみを企図し、永遠の業は到底彼らの能く負荷する所にあらず。 官の誘掖奨励するにあらずんば、鞏固の業竟に得て興すべからず、近日紡績、鉄道、銀行、その他各種会社の続々乾没するを観て知るべし。 この輩今日にありて紳商と称し、かつ多数に比して資に豊かに識に富めりと号する者、なほかつ然り、いはんやその余をや、干渉保護豈止むべけん哉。

保護干渉、動もすれば官吏と当該商人と結託して私利を営むの弊あり、しかりといへどもこれ弊なり、予防する可なり、懲罰する可なり。 もし弊あるを以てせば、天下何事か弊なからん、これ自ら別問題なり。

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