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2.35. 工業四種に大別す

余かつて意へらく、工業自ら四種に分つを得べし。 第一種は全然人民の創立に任じて少しも干渉を要せざる者、例せば一切粗製に係るもの、即ち紡績の如く、毛糸の如きもの、及び大橋梁、大隧道なき鉄道等の如きもの。 第二種はいまだ着手せざる前大に調査を要する者、惟ふに調査のため若干歳月若干資本を要するにおいては、眼前の利を逐ふ私人の能く堪ふる所にあらず、故に官これが調査を遂げ、これが結果を与へてその業を興さしむる可なり。 第三種は独り調査の結果与ふるのみならず、なほ益金を補給することを要する者。 第四種は官自ら創設して経営し、若干利益を得るを確むるに及びて払下ぐべき者。 これ皆農商務省の業なり。

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